インフルの潜伏期間

インフルの潜伏期間は1日から2日、長くても3日です。
潜伏期間とはウイルスが体内に侵入してから発症するまでの期間をいいます。
潜伏期間中も強い感染力を持っており、発症の一日前から他人にうつしてしまう可能性を持っています。
他の感染症に比べると圧倒的に潜伏期間が短く、あっというまに体内で増殖します。
これほど短い期間で発症するウイルス感染症は他にはありません。
わずかに一個だけだったウイルスも、8時間後には100個になり、16時間後には一万個になり、24時間後には100万個になるという驚異的なスピードで増殖していきます。
だいたいウイルスが100万個に達した時点で悪寒を感じ始め、続いて39度から40度台の高熱を発症します。
強い全身症状を伴うことが多く、全身倦怠感や筋肉痛を伴うこともあります。
この全身症状が風邪とは違うインフルエンザ特有の症状です。
多くの場合7日から10日前後で快方に向かいます。
感染してしまったら、脱水症状を防ぐために水分を十分とらなくてはなりません。
近年、インフルの特効薬としてタミフルが投与されるようになりました。
タミフルは特効薬というイメージもありますが、実は、予防薬としての役目もあります。
感染前、あるいは潜伏期間にタミフルを飲んだ方が、発症期間も短くなり、他人への感染も防ぐことが出来ます。
日常生活では、流行時期には他人にうつさないためにもマスクをして、手洗いやうがいをこころがけたいものです。
このほか、空気が乾燥するとウイルスが増殖しやすくなるので、部屋の湿度を保つことも重要です。
免疫力の強い人ほどかかりにくいので、規則正しい生活や栄養のある食事を摂るようにして日頃から体調管理につとめることが大事です。

インフルの感染経路

日本では冬になるとある流行感冒症が見られるようになるのです。
それがインフルエンザの流行というものなのです。
寝不足、栄養の偏り、過労、ストレスなどが見られると特に感染しやすくなるとも言われています。
感染しないためには出来るだけ規則正しい生活を送り、栄養や水分をしっかり補給しておくことも大事です。
また徹底的に感染予防したい場合は、インフルエンザの感染経路などもしっかりと頭に入れておくと、より感染しにくい状況を作ることができるのです。
インフルエンザは一般的に空気感染、飛沫感染、接触感染といった感染経路を辿るのです。
冬は空気が非常に乾燥して湿度が低下しているために、インフルエンザウィルスは長時間空気中を活発に漂うことができるのです。
それをタイミング悪く吸い込んでしまうと、感染することもあるのです。
そのため室内を常に加湿器で湿度50パーセントに保ったり、お茶を頻繁に飲んだり、潤い効果のあるマスクを着用するといったことを行うと感染リスクは飛躍的に低下します。
また感染者の糞尿がついた手でドアノブが触られ、それを不意に触ってしまうというウィルスの接触でも非常に感染しやすいのです。
そのため手袋をはめたり、手洗いやアルコール消毒を小まめに行うことが大事です。
また感染者の咳やくしゃみによる飛沫感染に対応するにはマスク着用が必須と言えます。
しかしそれでも感染し高熱が見られた場合はタミフルの服用が大事です。
タミフルはインフルエンザウィルスに特化した薬であり、高熱を下げ下痢や嘔吐の症状も緩和させてくれるのです。
インフルエンザに特化した薬はタミフルのほかにもリレンザがあるのです。
リレンザはタミフルと違ってタブレットではなく吸入型の薬です。

インフルの種類と特徴

まだまだ流行中のインフルエンザですが、インフルエンザの種類と特徴について理解して今からでも遅くはない対処をしていきましょう。
インフルエンザは温度20度前後、湿度20%前後の環境を好んで浮遊するため、その適合する季節が冬なのです。
まず、インフルエンザの種類はA型、B型、C型の3種類あります。毎年大流行するのがA型です。症状は、高熱、激しいのどの痛み、鼻汁や鼻詰まり、頭痛、呼吸器系の合併症があります。非常に変異しやすいウイルスのため、ワクチンが作られる前に感染してしまい大流行に至ってしまいます。進化していくウイルスなのです。一度ウイルスに感染して抗体ができても抗体が長く継続しないため、毎年かかってしまうかたもいます。
次にB型ですが、症状はA型とは異なり腹痛や下痢など消化器系による症状がでるため、それによりA型と区別します。変異しにくいウイルスなので、2年に1度小規模で流行することが多いようです。一度感染すると、抗体が長く続くため大流行には至らないのです。症状もA型よりも軽いため、インフルエンザだと気づかないかたも多いです。
最後はC型です。C型は単発的な流行はなく、季節問わずにほとんどが5歳以下の小児がかかるウイルスです。症状は多量の鼻汁ですが、感染してもほとんど症状が出ないかたもいます。抗体が長く継続するため、知らない間に感染していることもあり、二度感染するのは稀です。
インフルエンザの治療薬で有名なのは、タミフルです。1日2回5日間服用します。ただし、タミフルはインフルエンザに感染してから48時間以内から飲み始めないと、効果は期待できません。タミフルで幻覚や異常行動などの副作用を心配されるかたもいらっしゃいますが、インフルエンザによる脳症などでも見られる症状のため、どこまでタミフルの副作用かというと厳密には判別するには難しいといわれています。