タミフル服用後の異常行動とは?

タミフルはインフルエンザに効果的な薬として有名ですが、特に小さいお子さんがタミフルを服用した後に異常行動を起こし、死亡してしまったとされる例があります。その異常行動とは、突然夜中にベランダから飛び降りてしまったり、裸足で家を飛び出して、そのまま国道に出てトラックにはねられるといった異常行動があります。
しかし、これらの異常行動がタミフルの影響かどうかということについては、意見が分かれるところです。なぜならば、インフルエンザにかかっているときは、高熱が出ている状態であり、熱性せんもうといって幻視、幻覚、幻聴などの症状が起こる可能性があり、異常行動を起こす場合があるからです。熱性せんもうであれば、ある程度の時間が経過すれば徐々におさまるといわれています。もしも、意識障害が続くようであれば、脳症、脳炎になっている可能性もあります。
ですから、異常行動の原因として考えられるのは、インフルエンザによる熱性せんもう状態、脳症、脳炎、もしくはタミフルの副作用ということになります。この内のどれが異常行動の原因かを判明することは、素人はもちろん医師でも判明は難しいと考えられます。ですから、異常行動のすべてがタミフルの影響かどうかはわかないということになります。
しかし、実際にタミフル服用後に異常行動が起こってしまったことは事実ですし、原因が判明していないとしても、子どもに対してタミフルを使用することは避けた方が良いということになります。
今後は、インフルエンザにかかった場合は、タミフルを服用しているか、していないかに関わらず、異常行動がないかどうか見守ってあげるということが大事になってくると考えられます。